資格

FP2級を受けてきました!勉強方法や勉強時間、当日の流れは?

2022年2月3日

 

こんにちは、みーです。

2021年9月の試験でFP技能士3級に合格してから早4か月。

月日が過ぎるのは早いことで、

2022年1月23日に「FP技能士2級(資産設計提案業務)」の資格試験を受けてきました!

 

今回は

について、私の体験をもとにお話していきます。

 

FP技能士について興味がある人や、これから2級を受けようと考えている人、節約や資産形成について力を入れていくためにお金に関する知識をつけたいと考えている人は参考にしてください。

そもそもなぜFPの資格を取ろうと思ったのか、FP3級を受けた時の様子なども記事にしているので、ぜひこちらもご覧ください。

こちらもCHECK

FP3級に合格するための勉強方法!必要な勉強時間や当日の流れは?

続きを見る

 

試験の概要

FPの勉強を行うと得られる知識は大きく6分野あり、試験もこの6分野から出題されます。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスクマネジメント
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業継承

2級の試験は毎年3回(1月・5月・9月に)行われています。

試験は学科と実技の二つがあり、どちらともに合格することで資格取得となります。

 

実技試験には5つの種類があるので、申し込みをする際には自分が受けるところを一つ選ぶ必要があります。

FP技能士2級実技試験の種類

〇金財:個人資産相談業務

⇒リスクマネジメント以外の5分野から出題される

(個人に対しての資産運用や投資関係について問われる)

〇金財:中小事業主資産相談業務

⇒リスクマネジメント以外の5分野から出題される

(中小企業の事業主などに対しての資産運用や投資関係について問われる)

〇金財:生保顧客資産相談業務

⇒金融資産運用・不動産以外の4分野から出題される

(生命保険などについて詳しく問われる、保険関係の会社で働きたい人向け)

〇金財:損保顧客資産相談業務

⇒金融資産運用・不動産以外の4分野から出題される

(火災保険・地震保険・自動車保険などの損害保険について詳しく問われる、保険関係の会社で働きたい人向け)

〇日本FP協会:資産設計提案業務

⇒6分野からまんべんなく出題される

※金財の実技は、毎回すべての種類が行われるわけではないので要注意です。

金財・日本FP協会ともに試験の合格ラインは、学科・実技それぞれ6割以上の正解が必要です。

ざっくり計算すると、以下の正解数で合格ラインに届くことになります。

【金財】

・学科:60点満点で36点以上(1問1点:全60問中36問以上)

 ※学科は日本FP協会と共通です。

・実技:50点満点で30点以上(配点は非公開:全15問)

【日本FP協会】

・学科:60点満点で36点以上(1問1点:全60問中36問以上)

 ※学科は金財と共通です。

・実技:100点満点で60点以上(配点は非公開:全40問)

私は3級で日本FP協会を選択したので、今回も日本FP協会:資産設計提案業務を受けることにしました。

問題内容も、一般家庭のキャッシュフロー表を仮定したものや、バランスシートから資産額を読み解くもの、源泉徴収票から所得税を求めるものもあり実際の生活に置き換えて勉強していくことができます。

受験料は、8,700円(学科4,200円・実技4,500円)です。

※支払手数料は自己負担となります。

 

勉強方法や勉強時間は?

FP3級に合格後、2級も試験を受けると決めていたので、すぐにテキストと問題集を購入しました。

私が購入したのは、今回も「みんなが欲しかった!」シリーズのFP2級の教科書・問題集です!

3級に引き続き、2級もこちらにお世話になりました!

教科書はフルカラーで分かりやすく、問題集ともつながっているのですぐに復習できてとても効率よく勉強を進めることができました。



 

勉強方法

試験は1月だったのですが、本格的に勉強を始めたのは11月頃でした。

私は基本的に、以下の流れで勉強を行っていました。

みーの勉強方法

  • 全6セクションの内容を簡単に把握(目次で読む程度)
  • テキストの順番通りに、まずは1セクション分を読む
  • すぐに問題集に移り、同じセクション分の問題を解く
  • 間違えた問題はテキストに戻って復習をする
  • 次のセクションに移る
  • 試験の1週間前からは過去問を中心に解く

①~⑤の繰り返しでテキストを少しずつ進めていきました。

テキストを最後まで終えるとまた1つ目の分野に戻り2周目に入ります。

(私は2周目までしかできませんでした。)

当たり前ですが、1周目より2周目のほうが頭に入ってくるので、きちんと内容を理解したうえで問題を解くことができます。

私はテキストの最初から順番通りに勉強を進めましたが、自分の興味のある分野から取り掛かる方法も良いかもしれません。

 

試験まで残り1週間を切ってからは、過去問を中心に解き、問題の出題パターンに慣れることに重点をおいて勉強を行いました。

ネット上で過去問を解くことができるサイトなどもあり、移動中でも手軽に勉強できたことは本当にありがたかったです。

合わせて、実際の試験時間内で解くことができるか、自分でタイマーをセットして模擬試験も行いました。

また家にいる間は、YouTubeで配信されている解説動画を四六時中再生して、机に向かっていない時でもとにかく耳から情報を入れるように努めました。

試験直前は朝から晩までひたすら過去問だけを解いて、おおかた合格ラインである6割以上の正解率を取れるようになっていました。

 

勉強時間

※毎日の勉強時間をきちんと記録していたわけではなく、あくまで私の記憶の中から引っ張り出して計算したものになるのでご了承ください。

11月から勉強を始めてどのくらいの時間を勉強に充てたのかというと、

平日:約1時間/日 1か月の平日22日間
1時間×59日(11月~試験まで)=59時間

休日:約0.5時間/日 1か月の休日9日間
0.5時間×25日間(11月~試験まで)=12.5時間 ほどであったと記憶しています。

総勉強時間は 平日約59時間+休日約12.5時間=約71.5時間となります。

 

お恥ずかしながら、12月~1月は体調を崩してしまったり、年末年始で実家へ帰省したことに甘えてしまったりして、勉強をさぼった日が多かったです…。

そのおかげといいますか、最後の1週間は文字通り朝から晩までパソコンやノートにかじりついて必死に勉強をしていました。

結果として、3級を受けた時の総勉強時間は約62.5時間でしたが、それよりも総勉強時間は多くなりました。

(一日の勉強時間は変わっていないので単純に日数の関係ではありますが、早くから取り組めていたと前向きにとらえます!)

 

それでもなんとか試験に出る論点だけは頭に入れ込んだ。という感覚なので、さぼったりすることなくもっと計画的に勉強するべきだったと反省しています。

今から目指される人は、きちんと計画を立てて勉強されることをおすすめします。

 

試験当日の流れ

当日のスケジュール

〇学科試験10:00~12:00(120分)※事前説明のため9:40集合

〇お昼休み12:00~13:10

〇実技試験13:30~15:00(90分)※事前説明のため13:10集合

※試験は学科⇒マークシート式・実技⇒記述式です。

当日必要な持ち物

  • 受験票
  • 本人確認書類(顔写真つきものでない場合は、受験票に顔写真の貼付けが必要)
  • 筆記用具(HBの鉛筆またはシャープペンシル・消しゴム)
  • 計算機
  • 腕時計

 

時間には余裕をもって出発し、ひたすらスマホで過去問を解きながら移動。

同じ電車に乗っている人の中には、FP2級のテキストを確認している人がちらほらいました。

 

9:20到着

自分が受ける部屋の確認をしてから移動。

まだ席に着くことができないので、テキストを確認しながら待ちます。

お手洗いには時間に余裕をもって行きましょう。

特に女子トイレはギリギリになると並ぶので要注意です!

 

9:30開場

自分の席に着き必要なものを机の上に準備していきます。

私は受験票・マイナンバーカード・シャープペンシル2本・消しゴム1個・計算機・腕時計を用意しました。

また、飲み物を置くことも許可されていたので、ペットボトルなどを机の上に出している人もいました。

 

学科試験は120分ありますが、60分経過後から終了時間の10分前までは自由に退室可能となっています。

60分経過後すぐに退室した場合、そのままお昼休みに入るので、最大で11:00~13:10までの自由時間となります。

 

私は文章を読むのが遅いので、FP2級の学科試験は見直しまで入れて割とギリギリで、わからない問題は最後まで悩んでいました。

退室する場合は、60分経過したら試験官から退室の案内がされるので、その場で挙手をすると解答用紙を回収してくれます。その後、自分の荷物をまとめて退室するという流れでした。

一度外へ出てしまうと、中には戻れないのでしっかり見直し等を行い、後悔のないようにしてくださいね。

 

12:00~ お昼休み

私は120分いっぱい使って学科終了。

お昼は1時間ありますが、外に出ることもなく階段に座り、持参していたパンをかじりながら実技試験に向けての最終確認をしました。

他にも同じようにされている人が多かったように感じました。

ここでもお手洗いには時間に余裕をもって行きましょう!

 

13:00開場

再度自分の席に着き、必要なものを机の上に準備していきます。

内容は学科試験の時と同じです。

 

実技試験は90分で、60分経過後から終了時間の10分前までは自由に退室可能となっています。

こちらも、私は見直しまで時間をいっぱい使ってギリギリでした。

退室をする場合の流れは学科試験と同じです。

こちらも一度外へ出てしまうと、中には戻れないのでしっかり見直し等を行い、後悔のないようにしてくださいね。

終了したら、試験官に解答用紙を回収されますので、自分の荷物をまとめたりして案内があるまで待ちます。

案内があったら、指示に従って退室して試験はすべて終了です。

 

会場を出たのが15:15頃。

ちょうどのりおが休みだったので、迎えに来てもらいご飯を食べて帰宅しました。

私たちが家に帰ってきたのは18:00頃。

会場から家が離れていることもあり、それなりに時間がかかってしまいましたが、これから試験を受けられる方は、丸一日スケジュールを開けておく必要があることを覚えておくと良いかもしれません。

 

自己採点の結果

そして今回も、帰宅してから公式ホームページにアップされた模擬回答で自己採点を行いました。

 

その結果、自己採点ではおそらく合格圏内という感じです。

・学科60問中48問

・実技40問中35問(配点がわかりませんが、正解数からすると大丈夫かと…)

あとはマークミスなど小さなミスがないことを祈るばかりです。

実際に合否結果が出るのは、2022年3月4日になります。

 

【追記】2級も無事に合格しました!!

合格証書と結果通知書も届き、一安心です!

 

さいごに

FP技能士2級に無事合格できれば、私のFPへの挑戦はここで終わりにしようと思います。

終始ギリギリの勉強の日々でしたが、3級よりも踏み込んで詳しい内容を知ることができたことにありがたいと思うばかりです。

そして、私の経験が誰かのお役に立つことができればうれしく思います。

 

興味があったりどうしようか悩んでいる方は、ぜひ勇気を出して取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

FP技能士2級の合格発表があったらまた更新しますのでお楽しみに!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

-資格

© 2024 みーとのりおの家 Powered by AFFINGER5